「良かった」という結果は、お客様にそう思っていただいた時にはじめて生まれるもの。自分で「素敵だなあ」と思う着こなしをしている人に、年に何人、街で出会うか数えてほしい。ほんの少しのはずだ。ということは、自分の好みとまったく同じ人は、そんなにたくさんはいないという事なのだ。街を行く人たちは、皆それぞれに自分流のおしゃれを楽しんでいる。「なぜ、その服を選んでコーディネートしているの」と聞けばたいがい、いろいろな答が返ってくるだろう。つまり、それぞれに、ちゃんと考え方を持って着こなしをしている人がふえているのだ。「ファッションはよくわからない」「センスに自信がない」と言われるお客様でも、まったく好みがないわけではないのだ。まして、自分のファッションをそれなりにつくっている方なら、なおさら。そこで、一人ひとりのお客様の立場になり、よくお客様を見てみよう。お客様からよく話も聞こう。そこから、本当に「お客様を知ったうえでの良いアドバイス」が生まれる。