覚えたことを定着させるためには、かなりの頻度で復習を重ねていくことになります。ただし、一度インプットしたことなので、適切なタイミングで復習をしていけば次第に思い出すのがラクになります。しかし、じつはそれが問題でもあるのです。なぜなら、カンタンすぎると、強度が低くなりすぎて、伸びなくなってしまからです。そこで、復習の際には、思い出す強度を上げていきましょう。たとえば、思い出すスピードを速めていく方法があります。同じ問題集をくり返し解くならば、これまでなら30分かけて解いていたものを20分→15分→10分とスピードを上げていきます。英単語を復習するならば、最初はゆっくり思い出して、復習をくり返すたびに、前回よりも速く正確に言えるようにします。正解率のハードルを上げてもいいでしょう。たとえば、―週間後の復習では80%を合格点とするならば、2週間後の復習では85%を合格点とするのです。覚えた通りの順番ではなく、順番を変えてランダムに思い出すというやり方もあります。そのほうが思い出しにくくなり、強度が上がります。また、まちがえた問題だけを残してそれだけをやるのも、強度を高くする方法です。そのための専用のノートをつくるのもおすすめです。思い出そうとする力を意識的に弱めることでも強度は上がります。たとえば、これまでは、十分に頭を使って思い出していたものを、今度は、気楽にリラックスした気分でも思い出せるようにするのです。