美白化粧品を選ぶときに、重要なことは何だろう。まず、「美白成分を含む」ということが一番大事である。そんなの当たり前じゃないと思うかもしれないが、実はこれが守られていないことが多い。女性は化粧品を選ぶときに、イメージで選んでしまう傾向がある。「自然っぽくて、やさしそう」とか、「ドクターズっぽくて、効きそう」とか……。成分で選んでいる人は少ない。患者さんに、実際に「美白化粧品を使っていますか」とお尋ねすると「美白っぽいのは使ってます」という、あやしげな答えが多い。「ぽい」では困るのであるが、女性はとにかく「ぽい」が得意である。美白っぽい化粧品とは何かというと、例えば、名前に「ホワイト」や「雪」などと入っているような商品である。これらは、もちろん実際に美白成分を含むものもあるが、含まないものもある。特に美白成分を含まなくても、効能さえうたわなければ、そういうイメージで売ること自体は違法ではないからである。また、美白ラインの化粧品というものも、要注意である。ラインで使う美白化粧品というものがあるが、ラインの化粧品のすべてが美白成分を含むわけではない。たいていは、美容液かクリームだけが美白成分を含んでいることが多い。
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それを知らずに化粧水だけ使っているなどというケースはよくある。これでは意味がない。成分はわかりづらくて……という人は、まず、美白化粧品を選ぶ際に、「医薬部外品」から選ぶというのもひとつの手である。美白用の医薬部外品であれば、必ず美白成分は入っている。「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ」という効能をうたうことが認められているから、そう表示されているものが多い。医薬部外品以外にも、もちろん美白成分を含む化粧品はある。おおまかに、代表的な美白成分を挙げておいたので、「美白成分を含む美白化粧品」を選ぶ際の目安にしていただきたい。