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太ったことで自信を失った

ミニー・ドライヴァーは、『トロント・サン』に、初の映画―クリス・オドネルと共演した一九九五年の『サークル・オブ・フレンズ』―の役作りで九キロ体重を増やした時には、太ったことで自信を失ったと語っている。「一度体重計に乗ってみたんだけど、もう涙、涙よ。魅力的に見られたいという気持ちを殺すのは大変だったわ」。かわいそうなミニー。ファッション・ヴィクティムは同情した。だが、それも、ミス・ドライヴァーがホルストンの赤いドレス姿で一九九八年度アカデミー賞授賞式に現れるまでの話。その姿は、どこから見ても、すらりとした新進スター女優だった。彼女は再び、忌まわしくもうらやましい痩せたセレブの仲間入りをしたのである。グレタ・ガルボからマリリン・モンローまで、ラクウェル・ウェルチからオードリー・ヘプバーンまで。セレブは、社会が理想とする体型に常に影響を及ぼしてきた。だが、近年、ファッションにおける俳優たちの役割はますます顕著なものとなり、その体に注がれる目もまた厳しくなってきた。モデルのほうはもともと痩せた体つきをしているものだが、対照的に、セレブの体重は頻繁に変動する。